ユビキタス・キャプチャーは捕捉するもの?
ユビキタス・キャプチャー用の新しいノート(Moleskine Pocket)がAmazonから来ました。現在はこれにトラベラーズ・ノート用のペンホルダーをつけ、無印の6角ペンの青をセットして使っています。
それとは別に、今、ロルバーンをタスク用に特化したInboxとして利用しています。
少し前まで、このノートにタスク以外のことも書いていました。その後、Moleskineに転記していたわけです。
ですが、後から転記するのがめんどうくさくなったので、思いつきはなんでも(タスク以外)直接Moleskineに書くことにしよう、と決めました。
タスクにつながるものに関しては、そもそもGTDのフローチャートに当てるなら(基本的には)そのまま転記するわけではないので問題ないと思っています。それに、感覚的な問題ですが、転記ではなく直接ノートに書いていく方がキャプチャーっぽい気がしているので。
どちらかというと、ユビキタス・キャプチャーは、
- 覚えておきたいことを保存する
というより、
- 自分が重要と感じるかはおいといて、なんでも書いておく
というイメージではいたのですが、どうも私のやり方は前者に偏っているようなので、後者の使い方をするためにここで一度やり方を変えてみようと思ったわけです。
一度転記するとなるとそこでふるい分けが起きやすいですし、後で転記する手間を惜しんで逆にメモをしなくなることも起きたりしたので、それを変えたいというのもあります。単純にめんどくさいのを避けたいだけ、というのもありますが。
今は重要とは思わないけど後から見返して役立つ、ということを見逃したくない、と最近思います。だからこそ、ユビキタス・キャプチャーは日々を捕捉していくものなのかな、という考えになっています。
ただそうなると、「どのくらいの精度で捕捉するのか」というのが問題になってきます。これはユビキタス・キャプチャーを始めた頃からの疑問です。基本的にだいたい何かしら考えているわけで、それをずっと書くとなると極端な話、一日中書いていることになって非現実的なわけです。そこのふるい分けは必要ということになるので、
- どこまで書いてどこまで書かないか
というのは必要なのかもしれません。その一つの尺度として重要度があるのかもしれません、でも私はそれをやめてみようというわけです。それに変わるのは今のところ、局面ぐらいしか思いつきません。
- 書けるなら書く、書けないなら書かない
- ストレスを感じるなら書かない
ぐらいの適当な感じでいいのかもしれません。無理に捕捉しようとするとストレスになってよくないと思います。後から見返すために書くのですが、後から見返すために今の時間を神経質に使うのも変な話です。結局のところどこで折衷するかの問題な気がしています。