BaSゼロイチ

ライフハックとか日記とかもろもろの雑記。

モレ本読んだ

 とりあえず、「Moleskine興味あるけど高いし、どう使っていいかわかんない」という人向けなんだな、という気がした。あと単純にいわゆるノート術について興味がある人とかもいいのかもしれない。どちらも満たす私にとってはとても楽しく読ませていただきました(いや、Moleskine自体は何冊も使ってるんだけど)ユビキタス・キャプチャの辺りは復習というか、改めて自分の書き方を振り返ったりしました。


 いつも思うんだけど、ノートをある用途で使い始めたはいいけどやめてしまった、というときに困る。残りのページを利用したいけど使ってしまった部分はどうしよう、となるからだ(まあささいなことだけど)だから最初に使い方をしっかり決めて、「これなら最後まで使うだろう」という確信を持ちたい。
 ただ100円ノートなら残りのページなんて気にせずに、「これは捨ててまた新しく買えばいいや」で済むかもしれない。しかし1000円以上もするMoleskineでそれはできない(私だけ?)途中でノートの使い方を変えるハードルが意外と高い。
 だから、「このノートはこう使う」という指針を決めておきたいと思う。それに役立つのがこのモレ本なのかなあ、と思います。実際の書き込み例の写真もそれなりについているし。あと上記でも書いたけど、「ちょっと興味がある」ぐらいの人のためのガイドブックという感じなので、マニアックなことが書いてある、というわけではないです。もっと具体例が見たいならモレスキナリーなりなんなりwebの海を漂えばいい気もする*1
マニアックじゃないので、つまり、「これをやるにはMoleskineじゃないと!」という内容だけが並んでいるわけではない。この本の中に書いてある活用術を使いたいなら、ノートはMoleskineでなくてもいい。*2でもこの本を読んでいると、他のノートよりもMoleskineを使いたいんだ!!! と思います。こんな高いノートなのにわざわざまた買ってしまうところがその証拠です。今のユビキタス・キャプチャには方眼のReporterを使っています。ユビキタス・キャプチャに使うのはこれが3冊目です(他用途も合わせればもうちょっと増えます)
 本の話に戻りますが、Moleskineの本!というよりも、(失礼になるかもしれないけど)純粋にノートの使い方の本、と捉えた方が内容そのものに外れはないかもしれない。でも、「Moleskineが好きだ!!!」という感情が本から伝わってくるというか、1つのブランドのものに限定してこれだけ語れる本、というのもなかなかない気がします。その情熱を感じられて、他の人の使い方も知れる本だというのが感想です。

*1:ふと思ったんだが、特にユビキタス・キャプチャとかになると中身を出せる人って少ないんじゃなかろうか、ていうか見せにくいんじゃないかなあと思う

*2:この辺は16日のモレ本イベントにて著者さんが喋っていた。私はUstを見ていただけだけど